4本足のクモを見つけてびっくり〈シマニワオニグモの秘密〉

 たのしく野山さんぽしている時に、4本足のクモをみつけてびっくりした。

迫力があってサイケデリック、このクモです⇩

 エイリアンみたいで強そうなのであまり顔を近づけることができないのだけど、前に2本、うしろに2本、合計4本の足にしかみえません。

 表側に回ってみましょう。

 やっぱり4本にしか見えません…

 昆虫の足は6本、クモの足は8本だと覚えている人もいるでしょう。

 とするとこれはクモの仲間ではないのかな?

 みなさんはどう思いますか?

 新種なんでしょうか?

 あるいはタテハチョウのように退化した足の跡が小さくついていのでしょうか?

 そんな予想を立てながら、じっくり観察していて謎が解けました。

 よく観てください、これは前足・前脚です ⬇︎

 一本ずつに見えた前脚・前足は、実は2本がピタリとくっついた状態でした。

 後ろ足・脚はこれ ⬇︎
 小さな足と長い足が重なっています。

 4本X2=8本 の脚がありました。

 調べてみると、〈シマニワオニグモ〉という名前です、怖そうな雰囲気なのに噛まれたという報告はあがっていないそうです。アレルギー症状を示すこともないので安全なクモだと考えてよいでしょう。※沖縄で注意しなくてはいけないのは〈ハイイロゴケグモ〉〈セアカゴケグモ〉〈クロゴケグモ〉くらいだそうです

 シマグワオニグモの巣には卵(卵嚢 :らんのう)がはりついています。
 カイコの繭(まゆ)のように、糸(絹糸)で守られています。

 この地球という星には多様な生物が住んでいます。

 いい処に生まれたことを喜び、たのしんでいこうと思います。
 

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地図でたのしむ楽しい社会@マダガスカル島の話

 みなさはマダガスカル島という名前を聞いたことがありますか? 私いっきゅうは熱烈な映画好きなので、マダガスカル島というとすぐに『マダガスカル』という映画が頭に浮かびます。親子・家族で笑いながら観ることができるおすすめ作です。

 マダガスカル島は現在生息している1万種以上の動植物のうち80%が固有種です。
※固有種:その地域にのみ生息していて、他の場所では自然には見られない動植物の種

 バオバブの木とかワオキツネザルという名前を聞いたことがある人もいると思います。

バオバブノキ

ワオキツネザル

 
 海の美しさは琉球・沖縄も負けていないけれど、景色も独特のものがあります。

 さて書きたいのはここからです。

しつもん

みなさんはマダガスカル島って、どれくらいの大きさだと思いますか?

 地図など見ずにあてずっぽうで構わないので予想してみましょう。

予想
 ア.沖縄より小さい

 イ.沖縄より大きい

 ウ.九州くらいはある

 エ.その他

お話 地図を眺めるだけでたのしい発見

 以前、地図を開いて驚いたことがあります。
 マダガスカル島が予想以上に大きかったからです。

 みなさんも世界地図があったら開いてみてください。

 アフリカ大陸の右下側(紫色)がマダガスカル島です。

無料ダウンロードサイト https://startoo.co/workbook/84289/ より。感謝!

 

 世界地図で沖縄を探すのは難しくても、マダガスカル島はハッキリしています。
 別の地図で確認してみましょう、赤がマダガスカル島です、日本の面積に匹敵するのではないかと思えたりします。もう〈島〉とは呼べませんね。

国際統計格付センターに感謝して引用

 面積を調べてみましょう、日本の外務省のサイトにこうあります。

587,295平方キロメートル(日本の約1.6倍)

 沖縄とか九州と比べてどうこうではなく、日本よりはるかに大きいのがマダガスカルです。

 それを「島」って呼ぶのはどうしてなんでしょう?
 本来は島と呼んではいけないのでしょうか。
 けれどウィキペディアにもマダガスカル島という項目があります。

 
 自然に「島」とは何か?

 というテーマにすすんでいくことになります。

 あれだけ巨大でも「島」と読んでいいのでしょうか?

 大きくていいのならどうしてオーストラリアはオーストラリア島ではないのでしょう?

 みなさんも予想をたてて、調べてみませんか。

 このテーマは、私たちが普通に使う「山と丘」、「海と湖」、「大陸と島」という言葉の概念につながっていくでしょう。
 たのしい社会のプログラムになるかもしれません。

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〈たの研〉の講座満足度99.9%の秘密-たのしい自由研究

〈たの研/たのしい教育研究所〉の講座満足度の高さをいろいろなプログラムの紹介をもとに紹介しています。
 これは会場満杯の参加者がオープニングを待っている時の一まいです。

 〈たの研/たのしい教育研究所〉の講座では、早めに来てくれた方たちにモーニング・サービスとしてショートプログラムをたのしんでもらっています。
 今回は、さくら先生のシルエットクイズでした。

 はじまる前に軽く頭と身体をほぐしてから、時間ピッタリで講座が始まります。

 これは衝突の謎解きをしながら〈すっ跳びストロー 〉をたのしむプログラムです。
 ボールが2個のシンプルな実験に見えるでしょう、ところが、予想を立ててみていくと、ほとんどの人たちが「お~」「え~」と声をあげてくれるたのしい実験です。

 巷でよくみるように、奇を衒(てら)った実験などをみせて「ほらすごいでしょう」というのは〈たの研スタイル〉ではありません。見せ物、ショー的なものでこどもたちの可能性を高めようと頑張るより、参加者が予想を立てながら実験で確かめ、それがいろいろなものに応用されている世界に触れていく。身の回りのものをつかって自分でも確かめることができる、それがたのしく学力を伸ばしていくというのは、〈たの研〉の実験結果です。

 そうやってすでにいろいろな子どもたちが自分の可能性を伸ばしていきました。

 学校の先生たちも、〈たの研〉で学んで、自分の力を高めていっています。

 参加してくれた方達の感想をご覧ください。ちなみに、いいものから選んだわけではなく、並んだ感想用紙の中の大人の一番目の感想と子どもの感想の一番目をとったものです。

 たのしいと、周りの人たちに伝えたくなる、というのも実験結果です。

 ショーや見せ物と違って、〈たの研〉で学んだことは自分でもやって見せてあげることができるので、きっと、その人たちの周りでたくさんの笑顔と驚きが広がっていくことでしょう。

「次の講座はいつですか」という問い合わせも来ています。これからまたしばらくはとても忙しくなるので、一般公募する講座はしばらく先のことになるでしょう。
 いずれにしても公式サイトでも告知するので、ぜひ関心をもってご覧ください。
公式サイトは日付の変わる午前0時に毎日更新しています。

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自然の中をたのしく歩く ひまわりと雲/二十四節気〈立秋〉その後

 夏の講座が終わって少しゆとりが出て向かったのは映画館ではなく野山さんぽです。夕暮れの風に吹かれながら小高い場所を歩くのはとても気持ちがよい、おすすめです。

 しばらく歩くとひまわりがみえました。
 でも八月の日照にまいったのでしょう、うなだれていました。そりゃあ大変だよね、強い日差しを受けるが直立しているなんて…

ところがこんな中でも凛々しく立っていました、これはすごいなぁ。

 季節の変化を教えてくれる〈二十四節気〉でみると、先週8月8日は〈立秋〉、いよいよ大好きな秋のはじまりです。

 確かに陽の長さは確実に短くなってきています。
 以前は夕方7:30ごろにならないと陽が暮れなかったのに、今では7時ごろに夕焼けを見ることができます。

 とはいえ、まだ陽の光は強いので雲の表面をハッキリと描き出してくれて、格好のよい写真をたくさんとることができました。


 遠くの山際には沈みゆく太陽の姿がみえていました。

 陽が和らいでくると、昆虫たちや鳥たちに出会うチャンスも増えてきます。

 みなさんも野山を歩いてみませんか。
 このサイトを読んでくれている方たちなら、「お!」っと感動する場面に出会うことでしょう。

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