《たのラボプログラム》は沖縄最北端エリアでも楽しんでもらえるか? ―奥小学校エリアで〈こども食堂の進化系=こどもマルシェクッキング〉〈絶対安全レインボー〉他、多彩なプログラムを実施・は楽しんでもらえたかな

 沖縄本島を北へ北へ、行けるところまで行った先に奥小学校エリアがあります。先日そこで《たのしい福祉&教育ワークショップ》を開催しました。〈こどもお日様バザール〉の紹介、〈こどもマルシェクッキング〉〈絶対安全レインボー〉ほかいろいろなプログラムとりあげました。わたしが立てた予想がひとつ、気持ちよく外れました。その一日の記録です。

《たのラボ》の出前ワークショップは、近いところならスタッフ6人くらいで出かけて実施することもあります。今回は遠い上に荷物たっぷりなので、車に乗るのは4人まででした。

《たのラボプログラム》は沖縄最北端エリアでも楽しんでもらえるか? ―奥小学校エリアで〈こども食堂の進化系=こどもマルシェクッキング〉〈絶対安全レインボー〉他、多彩なプログラムを実施・は楽しんでもらえたかな

 なかなか行けない場所です。
 《たのラボ》が取り組んでいる活動を、たっぷりプログラムしました。

  • 〈こどもマルシェクッキング〉ちんすこう
  • 〈こどもバザールの紹介&収穫物プレゼント〉
  • 〈こどもマルシェクッキング〉かちゅーアンダンスー
  • 〈先生がそばにいなくても楽しくすすめられるプログラム〉数種

 ほかにもいろいろな段階に分けて提供し、それぞれの盛り上がり度をみていきました。


🟢 子どもおひさまバザール

 今年スタートした〈子どもおひさまバザール〉の紹介もさせてもらいました。

[写真]こどもお日様バザールの様子

たのしさは島の端まで届くか? ―奥小学校エリアで〈こどもマルシェクッキング〉を開催・絶対安全レインボーは楽しんでもらえたか?@〈楽しい居場所&教育〉たのしい教育のエキスパート-子どもおひさまバザール たのしい福祉&教育の場で、子どもたちと先生・大人が協力して育てた野菜や苗を循環させ、支援の必要な子どもたちの絵本や文具の費用にあてる取り組みです。

 育てる人と、必要としている人が、野菜を通してつながっていく、そういうたのしい福祉の新しい仕組みづくりに挑戦しています。


こどもマルシェクッキング@子ども食堂の進化形

🟢 三つの材料を、自分の手で ―〈クイックちんすこう〉

[写真] ※ 顔のみイラストを被せて紹介します、表情はそのままです

クイックちんすこう-たのしさは島の端まで届くか? ―奥小学校エリアで〈こどもマルシェクッキング〉を開催・絶対安全レインボーは楽しんでもらえたか?-ちんすこうづくり

 子どもたちには、三つの食材を自分で測って混ぜるところまで、しっかり体験してもらいました。ここを大人がやってしまうと、ただのお菓子配りになります。測って、混ぜて、焼く。その手ざわりごと持って帰ってほしいのです。

 100個近く焼いたちんすこうは、あっという間になくなりました。

 感想には「本当においしかった」「こんなに簡単につくることができてびっくりした」という言葉がたくさん綴られていました。おどろきは、家に帰ってからもう一度作ってみたくなる合図です。


🟢 一歳の子まで「おいしい」―〈かちゅーアンダンスー〉

 こちらも大人気の〈かちゅーアンダンスー〉づくり。女の子も男の子も仲良くたのしんでくれています。

[写真]仲良くたのしんでいる様子

たのしさは島の端まで届くか? ―奥小学校エリアで〈こどもマルシェクッキング〉を開催・絶対安全レインボーは楽しんでもらえたか?@〈楽しい居場所&教育〉たのしい教育のエキスパート-子どもおひさまバザール-かちゅーアンダンスーづくり

 できあがったカチューアンダンスーを、一歳の子(右)が「おいしい、おいしい」と味わってくれました。左側の子は、取材に来ていた記者の方から「おいしい?」と質問されて「おいしい」と答えているところです。

[写真]かわいい様子にみんな笑顔たのしさは島の端まで届くか? ―奥小学校エリアで〈こどもマルシェクッキング〉を開催・絶対安全レインボーは楽しんでもらえたか?@〈楽しい居場所&教育〉たのしい教育のエキスパート-子どもおひさまバザール-カチューアンダンスーを美味しく味わう子どもたち



🟢 予想は、気持ちよく外れました ―〈しまくとぅば〉

〈たのしいしまくとぅば〉のプログラムもしっかり提供しました。
楽しくしまくとぅば=たのしさは島の端まで届くか? ―奥小学校エリアで〈こどもマルシェクッキング〉を開催・絶対安全レインボーは楽しんでもらえたか?@〈楽しい居場所&教育〉2.jpg

 じつはここで、わたしたちはひとつ予想を立てていました。

「沖縄本島の最北端エリアなら、しまくとぅばは今もふつうに使われているだろう」

 参加してくれた50代、60代の方に訊ねてみました。

「ほとんど使いません」
「自分も少しくらいしかわかりません」

とのこと。
予想は外れました。
いちばん北の場所でもそうなんだ…
〈たのしいしまくとぅば〉の活動を、もっと積極的に展開しなくては——そう強く感じた瞬間でした。


🟢 すぐに楽しさが伝わった〈絶対安全レインボー〉

 紹介した《たのラボ》のプログラムの一つが〈絶対安全レインボー〉です。
 安全にたのしめるボールです。
 すぐにたくさんの子どもたちがたのしんでくれました。

たのしさは島の端まで届くか? ―奥小学校エリアで〈こどもマルシェクッキング〉を開催・絶対安全レインボーは楽しんでもらえたか?@〈楽しい居場所&教育〉たのしい教育のエキスパート-絶対安全レインボーをたのしむこどもたち

 写真は、やっと順番が回ってきたレインボーで、まだまだたのしんでいる子どもたちです。


🟢 新作プログラム「重心をたのしもう」の紹介

 なかなか通えない場所なので、いろいろなプログラムを紹介することにしました。

学びのわくわくプロジェクト@ 新作プログラム「重心をたのしもう」の紹介

2時間くらいかけてたのしむ内容なので入り口くらいしか紹介できなかったのだけど、きっと興味をもってくれる子どもたちが出てくることでしょう。

学びのわくわくプロジェクト@ 新作プログラム「重心をたのしもう」の紹介


🟢 緑の中の学校で

 それにしても、緑豊かな素敵な学校でした。
 校長先生の話によるとイノシシをよく見かけるとのこと。
「キノボリトカゲ」はやはり少ないらしく、これまで3個体くらいしか見かけないというはなしでした。

 奥小学校の校長先生ほか3人の先生が、自分もたのしみながら手伝ってくれました。その中には《たのラボ》の卒業生であるA先生もいて、たのしくヘルプしてくれました。
「卒業生たちが先生になって、沖縄の最北端のエリアで教師をしている」
 数年間続けてきた《たのラボから力ある先生たちを》という活動の成果をいろいろなところで目にするようになりました。
 たのしい教育の活動はやめられません。

 最後まで手伝ってくれた先生たち、子どもたちとの記念撮影の一枚です。

たのしさは島の端まで届くか? ―奥小学校エリアで〈こどもマルシェクッキング〉を開催・絶対安全レインボーは楽しんでもらえたか?@〈楽しい居場所&教育〉たのしい教育のエキスパート-子どもおひさまバザール-片づけまでがんばってくれた子どもたち先生たちと記念撮影

 参加者の満足度は100%でした。

 沖縄のいちばん北まで、たのしさを届けました。
 次はどこへ行きましょうか?

🟢今回の記事は楽しく読んでいただけたでしょうか!
一年に一回、二、三ヶ月に一回など、飲み物を買うくらいの額を提供して〈たのしい福祉・教育〉で一緒に可能性を広げてみませんか?
▶ 100円から応援する(カード決済・30秒で完了)  ※2000円以上の場合には〈たのラボ〉ミニ教材の返礼をさせていただきます(住所必須)

 寄付する 

① 一記事につき数回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎この応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

🟢今回の記事は楽しく読んでいただけたでしょうか!
「いいね」と感じた方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げていただけませんか(クリック)⇨  X(旧Twitter   LINE    Facebook

PEALカウンセリング入門@「SNS中毒」

家族のことで相談にくる方がいます。

以前『ひきこもり気味でSNSに没頭している子どものことがとても気になる』ということでPEALカウンセリングを申し込んで来た方がいました。

PEALカウンセリングは、本人以外の対象をどうにかしようという相談をすすめることはありません。
アドラーカウンセリングを一つのベースにしているからです。

とはいえ初めから、そういう冷たいことを伝えるわけではありません。

どういう悩みや課題であっても、それに対して自分がどう動くか、あるいは動かないかということに集約されますから、カウンセリングの中で整理させていくことになります。
(ノープロブレム)

 さてカウンセリングで個人情報的なことをだすわけにはいきませんから、SNSをめぐる〈心の動き〉〈対人関係〉についてお話ししたいと思います。

⭐️

 私が好きな小説家、元パンクロッカーの〈町田康(こう)〉さんが、ある対談で「自分がどうしてSNS発信をするのか」という話していました。

なんで発信するかって言ったらもうたった1つですよね。
僕だって告知以外のことも言ったりするんですよ時々。
Instagramとか、なんかストーリーズとかに写真載せてアホなこと書いたりしてるんですよ。
で別に、何の告知もしてないんですよ。
なんでそんなこ意味ないことすんのかってもう1つです。

寂しいから。

相手なってほしいから、誰かに。

書くっていうのもまそうでやっぱりなんか相手なってほしいんですよ誰かに。

だからそ、相手なってほしくって寂しくなかったら別に発信する必要ないけど、やっぱり寂しい。
だから、その隠者になるっていうのはその孤独に耐えるってことですね。
昔は(SNSとか)そんなないから、寂しいやつはずっと寂しかった。

『あ、寂しい、寂しい、寂しい』て『寂しい』って書いてした、なんか日暮らし硯に向かいてなんか書いたんでしょ…

とても考えさせられる考察です。

もう一人、大好きな作家〈燃え殻〉さんがSNSについて語った言葉が『明けないで夜』というエッセイ集に収録されています。

友人が起業して成功を納め、ポルシェを買ったと聞いた。買ったポルシェの写真をスマートフォンの待ち受けにして、SNSのアイコンにして、年賀状にもしていた。

そして隙あらば「ポルシェ、乗る?」と聞いてくる。最近、都内のタワーマンション最上階に住み始めたらしい。

その友人のSNSは、最上階からの景色かポルシェ、予約が取れない鮨屋の写真しかほぼあがっていない。

友人の幸せは、他人からの「いいね!」があって、初めて成立する幸せに見えた。

さて、たのラボもSNS発信することがあります。

講座の広報などです。

「寂しいからかなぁ?」

いやいや、そうではないでしょう!

以上、おわり。
でしょうか?

⭐️

少し深いところをみつめてみると
「誰も来てくれなかったら寂しい」
ということは確かにあると思います。

寂しいか寂しくないかで、ものごとを二つに分けることは乱暴なことだとはいえ、確かにそういえないことはないと思います。

『ひきこもり気味で、SNSに没頭している子どものことが気になる』

というその子は、誰かに相手になってほしいということでもあるでしょう。

寂しいから、発信している。

それはとてもまっとうな要求でしょう。

それに対して〈いいね〉を押すという行為は、
「あなたのその発信に心動かされました」という、いちばん短い返事なのです。

寂しいことは、悪いことでも、弱いことでもありません。

そもそも人間は一人で生きていくことはできませんから、ほかの人との結びつきを求めるのはDNAに刻まれたものだといってよいでしょう。

母親が、あるいは父親が、あるいはきょうだいが、もしかするとイトコのおにいちゃんが、気持ちをつなぐ相手になってくれたら、SNS中心の暮らしが少し幅をひろげていくことでしょう。

《たのラボ》が15年続けて証明したことの一つは、

人は誰かと一緒に〈たのしい〉ことをやると、一人より楽しい

ということです。

スマホを取り上げることでもなく、それでいいのかと説得することでもなく。
一緒に、たのしいことをやってみる

うまくいくとは限りません。
すぐに変わるものでもありません。
時間がかかるでしょう。

それでもSNS中心のその子が少しずつ身近な人に心を開いていくとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

たとえばおいしいものを作ってみる。
たのしい実験をして、二人で驚いてみる。

〈たのラボ〉の公式サイトにはいろいろなアイディアが刻まれています。

ぜひ何か試してみることをおすすめします。

🟢今回の記事は楽しく読んでいただけたでしょうか!
「いいね」と感じた方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げていただけませんか(クリック)⇨  X(旧Twitter   LINE    Facebook

⭐️〈たのラボ〉は健常な方たち、ハンディのある方たち、経済状況ほか支援の必要な人たちも楽しく笑顔で〈自分の可能性〉を広げていく活動を、いろいろな団体・企業・一般の方たちの応援を受けて進めています。みなさんも〈投げ銭〉的に、あるいは一緒に、一生に一回、3ヶ月に一回など無理のない程度に応援に加わって頂けたら嬉しいです!
 
▶ 100円から応援する(カード決済・30秒で完了)  ※2000円以上の場合には〈たのラボ〉ミニ教材の返礼をさせていただきます(住所必須)

寄付する 

ハウス食品グループ/キリン財団/丸紅/赤い羽根共同募金/コザ信金/しまたて/琉球銀行/うるま社協/沖縄県文化振興課 ほか多くの人たちに支えられて《たのラボ》の活動が成り立っています

① 一記事につき数回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎この応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

初期の頃書いた内容をさらに楽しく充実させて公開する実験を開始します @〈たのラボ〉のサイト充実化の試み

自分がかなり前に書いた文章を、読み返したことはありませんか。今年、15年続けてきた〈メールマガジン※このサイトのことではありません〉の創刊号に手を入れて公開してみたところ、返ってきたのは予想以上の反響でした。「面白そう、子どもたちとやってみます」。当時すでに読んでいたはずの方からは「記憶から消えていて、新鮮に読めました」。ネガティブな声はゼロでした。書き直すというのは、書き足すことではなく、もう一度その問題意識の前に立つことでした。この公式サイトでも機会をとらえて同じ実験を始めようと思います。これも実験です、長い目で見てお付き合いください。

 みなさんのおかげて、このサイトは1日何千アクセスという状況で、月にすると6万から10万アクセスを狙うところにきました。

 当然かなり古い記事を知らない読者の方が読むことがどんどん増えていくでしょう

 その古い記事を今みると「もっと充実してかけたのに」と感じることが少なくなりません。検索してたどり着いてくれた人が、もしかすると、その過去の記事で「よくわからない」という感想をもつかもしれません。

 過去の記事一つひとつ訂正していく時間はないとはいえ、少しでも、過去の記事を補完して充実した記事を新しく公開していくことで、検索してその記事にたどりついた人が腑に落ちて満足してくれる可能性が高まります。

 たとえば、10年くらい前に書いた「ドルトン・プランとウィネトカ・プラン」という記事があります。
 忙しい中でササッと書いたにも関わらず、教師を目指すたくさんの方たちが読んでくれて、おたよりをたくさんいただきました。

《たのラボ》で開催してきた「教育採用試験突破スーパーバイズ」を重ねるうちに、たとえば、私自身が疑問に思っていた「どうして二つのプランがほぼ同じ時期に提唱されたのか」という謎が解け、受講生にも解説を加えていたのに、サイトの記事はそのままでした。

 それが気になっていたので、その謎の答えも含めて再構成版として書き直しました「ドルトンプランとウィネトカプラン」についての記事です。

 この記事の次に掲載したいと思います。

 教師以外でも教育に関心のある方達なら「それぞれ別な場所でドルトンプラン&ウィネトカプランという画期的な教育方法がほぼ同じ時期に登場したのか」という謎解きとしては楽しめるかもしれません。

 ちょうど最近、公式サイトのまとめ方を新しく変えていくという試みをはじめたところです。
 新しい試みついでに、当時の私の筆力や知識に加筆・構成した、再発見構成版・リライト版を出していこうと考えています。

 今リライトしたいのは9年前に「ヘルモントさん」という科学者の実験について書いた記事です。やなぎの木を5年間育てて 「植物の体は何からできているのか」を調べた人物の話です。

もっと深く楽しんでいただけるように紹介できると思います。

この実験をしてみようと考えたきっかけがあります。

    ⭐️

〈たのしい教育メールマガジン〉の実験結果

〈たのしい教育メールマガジン〉もお陰様で15年目に入りました。

 今年、新しい試みとして〈創刊0号〉⇨〈創刊1号〉というように、過去の〈たのしい教育メールマガジン〉に手を入れて公開してみました。

巨大シャボン玉@楽しい福祉&教育 たのしい教育研究所は健常な方、ハンディのある方、経済的ほかいろいろな支援の必要な方たちを含めてたくさんの人たちの笑顔と可能性を広げる活動に楽しく全力投球中です・皆さんも仲間に加わってくれませんか すると予想していた以上の反響が届きました。

「巨大シャボン玉」は創刊0号で紹介した授業プログラムです。
 15年前のその記事を初めて読んだ方たちから
「面白そうです、子どもたちとやってみます」
という嬉しいお便りがいくつも届きました。

 不思議なことに、すでにそれを読んでいた方たちも
「すでに記憶から消えていて新鮮に読むことができました」
という便りもありました。

 ネガティブな意見はゼロでした。

書き直すというのは、単に書き足すことではなくて、 もう一度その問題意識の前に立つことです

実際、過去の記事に戻ると
「もっとこう書いておけばよかった」という
悔いに対するリカバリーだけでなく私自身の充実度も高まります。

 ということで、しばらくこの実験を続けたいと考えています

もし読んでいて、

「この記事、ここがわかりにくい」 「この話の続きが読みたい」 「昔読んだあの記事をもう一度読みたいのに、見つからない」

そういうことがありましたら、ぜひ教えてください。

どの記事を書き直すべきか、いちばんよく知っているのは、 書いた本人ではなく、読んでくださっている方です。

👉 〔お問合せ・ご意見はこちら〕

今回の記事は楽しく読んでいただけたでしょうか!
「いいね」と感じた方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げていただけませんか(クリック)⇨  X(旧Twitter   LINE    Facebook

⭐️このサイトはいろいろな人たちの支援で成り立っています。健常な方たち、ハンディのある方たち、経済状況ほか支援の必要な人たちも楽しく笑顔で〈自分の可能性〉を広げていく活動を支援する輪にみなさんも参加していただけませんか。一生に一度、3ヶ月に一度など無理のない程度に応援に加わってくださることを期待して!
 
▶ 100円から応援する(カード決済・30秒で完了)  ※2,000円以上の応援金には〈たのラボ〉ミニ教材の返礼をさせていただきます(住所記載必須)

寄付する 
名を記さないいろいろな人々/ハウス食品グループ/キリン財団/丸紅/赤い羽根共同募金/コザ信金/しまたて/琉球銀行/うるま社協/沖縄県文化振興課 ほか多くの人たちに支えられて《たのラボ》の活動が成り立っています

① 一記事につき数回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎この応援クリック
② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

日本のほこる素晴らしい地震学者『金森博雄博士』&知っているようでよく知らない〈マグニチュードの話〉@最新の〈たのしい教育メールマガジン〉から

最新メルマガで反響の大きかった一つ「板倉聖宣先生が語った〈日本人の地震学者で素晴らしい人物 金森博雄(かなもり ひろお)の話」と、よく耳にする言葉なのに知っているようで知らない人も多い〈マグニチュード〉の話をお届けします。

前回に続けて、最新メルマガの〈発想法の章〉のはじめのところを紹介します。

伊良波さんが送ってくれた資料にあった、
仮説会館で2011.04.22に行われた「授業書総合読本開発研究会」で
板倉先生の話です。

🟣すばらしい地震学者がいる
板倉
 この日曜日に「発想法講座」があります。
 それをめざして原稿を一つまとめちゃおうと思っています。
〈地震学〉の話です。
「日本の地震学者は特に原発の問題なんかで、とんでもない間違いを犯した。しかし日本の地震学者には、注目すべき人物がいる」
 そんな話をかなり丁寧に書こうと思っています。
 教育論と関係しています。
 その調査をしているうちに「地震学で一番いい仕事をしたのはだれか」ということがわかってきました。
 金森博雄(1936-)という人物です。

いっきゅう補註:wikipediaに感謝して引用


日本の地震学者・地球科学者。カリフォルニア工科大学名誉教授、東京大学理学博士。父は第1次吉田内閣の憲法担当国務大臣、国立国会図書館初代館長の金森徳次郎、兄は経済評論家の金森久雄。

wikipediaここまで

板倉
 地震による災害はどこの国でもずっと防げませんでした。
 実際、1800年代から1900年代にかけて地震による災害は減っていません。
 ところが金森さんは「これからは被害が減る」というんです、普通そこまでいえる人はいないでしょう。
 どういうことか?
 今は「緊急地震速報」が出るようになりましたね、あれです。
 携帯電話なんかで、主要な揺れが来る前に知らせてくれます、「リアルタイム地震学」といいます。
 インターネットは地震より速いんです。
 地震は予知できないけれど、地震が起こったらすぐに知らせるという対策です。
 それによって被害を減らせるんです。


いっきゅう補註

 地震にはP波(初期微動)とS波(主要動)があります。P波がその名の通り「微動」といってよいか個人的に異議があるところですけど、基本的に主要動であるS波より被害が少ない波であることは間違いありません。そしてその主要な波より先に私たちの元にやってきます。
 金森先生は、はじめに来るP波をキャッチした時点ですぐにインターネット他で知らせるという方法を提唱しました。
 地震の速さは秒速数kmです。それに対して地震を知らせるインターネットやスマホ、放送などの電気信号は原理的に〈光に近い速さ:秒速 約30万km〉で伝わります。「主要な揺れが来る前に知らせる」ことができるわけです。

板倉
 それをアメリカで研究し、すすめていたのが金森さんです。

 金森さんは東大にいたんだけどアメリカに行ってしまいました、日本の頭脳流出の一つですね。
また「巨大地震学」という分野を創始しました。
「巨大地震」というのは普通の地震とは違うんです、単なる程度の違いではなく〈質的に全然違う〉ということを発見したんです。
 この前の地震のとき気象庁はマグニチュードの数字を3回変えたでしょ。
 最終的には「モーメントマグニチュード」に変えました、その「モーメントマグニチュード」という概念を提唱したのも金森さんです。これもアメリカでやった研究です。


いっきゅう補註

2mと3mの違いも12mと13mの違いも同じ〈1m〉です。金額(円)、長さ(m)や重さ(g)など、私たちの普通の暮らしで使う数量は、同じ量が均等に増えたり減ったりするのでイメージしやすくなっています。


 それに対して〈地震の揺れ〉は発生する個々の差がとても大きいので〈10倍、100倍〉という「対数尺度」で表します。〈マグニチュード6〉と〈マグニチュード7〉の大きさは振れ幅で10倍、発生するエネルギーで32倍の差があります。マグニチュードが2増えると〈振れ幅100倍〉〈発生するエネルギーで1000倍〉の違いがあります。


 このマグニチュードというのは何を基準にしているかというと〈地震波のゆれ(振幅)〉です。

ところが振幅を使って表す従来のマグニチュードでは地震がどれほど巨大になってもマグニチュードの数字がそれ以上大きくならない「飽和」が起こってしまうことを金森さんが明らかにしました。つまりこれまでのマグニチュードという単位では巨大地震の規模を正確に表せなくなってしまうわけです。
 そこで1977年に金森さんが提唱したのが〈モーメントマグニチュード(Mw)〉です。
 従来のマグニチュードは〈地震波の振幅〉から求めるのに対して、モーメントマグニチュードは岩石の硬さを考慮して〈断層がどれくらいの面積で、どれくらいずれ動いたか〉をもとに計算します。すると巨大地震の規模も適切に表せるようになります。
 つまり金森さんは巨大地震そのものを科学的に解明する地震学を発展させ、さらに地震発生後のデータを素早く解析して被害を減らすシステムを提唱した人物です。

 

板倉
 この前の東北大地震の時、気象庁ははじめ小さい数値を出していましたね。
「地震計が振り切れるぐらい巨大な地震がある」という概念がないからです。
 金森さんのいうことを聞いていれば、その時、違う結果を発表できたんです。
 日本にいる地震学者は、あんな巨大な地震が起こるとは考えていなかったんです。

今回の記事は楽しく読んでいただけたでしょうか!
「いいね」と感じた方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げていただけませんか(クリック)⇨  X(旧Twitter   LINE    Facebook

⭐️このサイトはいろいろな人たちの支援で成り立っています。健常な方たち、ハンディのある方たち、経済状況ほか支援の必要な人たちも楽しく笑顔で〈自分の可能性〉を広げていく活動を支援する輪にみなさんも参加していただけませんか。一生に一度、3ヶ月に一度など無理のない程度に応援に加わってくださることを期待して!
 
▶ 100円から応援する(カード決済・30秒で完了)  ※2,000円以上の応援金には〈たのラボ〉ミニ教材の返礼をさせていただきます(住所記載必須)

寄付する 
名を記さないいろいろな人々/ハウス食品グループ/キリン財団/丸紅/赤い羽根共同募金/コザ信金/しまたて/琉球銀行/うるま社協/沖縄県文化振興課 ほか多くの人たちに支えられて《たのラボ》の活動が成り立っています

① 一記事につき数回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎この応援クリック
② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)