〈子ども食堂〉を創りたいかたへ/支援をしたい気持ちを失わないでいることが大切

「経済的に困窮している方たちへどういう支援ができるでしょうか」という質問が時々やってきます。このサイトは嬉しいことに県外の方たちへもたくさん読んでもらっていて、最近あったのは東北の方からでした。

「余った食品を集めて子ども食堂的な支援をしたい」という話でした。

 地域のスーパーや個人の家庭から余った食品を集め、必要な子どもたちに届ける仕組みを作りたいと考えているのだけれど、勝手にやってよいのか許可が必要なものなのか、クレームが来たらどうしたらよいか、というような話でした。

〈たの研〉でも無料のワークショップなどを開催して、そこで子どもたちと一緒に食べ物作りなどをやっています。〈たの研〉の10年以上の活動の実績で、自治会長さんや児童館、支援団体などにはとても信頼してもらっているので話は早いのですけど、こういう活動を誰かが始めた時に「ではお願いします」と簡単に受けてくれないこともあるでしょう。

 善意だからいいんだ、ではなかなか進まないことも実際にはあるんです。

 その方には「まず近くの子ども食堂の活動に参加すること」をお勧めしました。その中で、いろいろな人たちと結びついていくことで、自分がやりたい活動に近づいていくことができるでしょう。

 私の方で、その方の住んでいる処に近い〈子ども食堂〉〈フードバンク〉の拠点や世話役をリストアップして送りました。

 大切なことは、その方がやる気を失わないでいてくれることです。

 以前、県内の〈子ども食堂〉でがんばっている方から、企業や行政側から「あの書類を出してください」「これはどうなっていますか」とかいう面倒なものがいろいろあってやめました、という話がありました。

 そういうこともあるのでしょう。

 うちの研究所も、いろいろな支援金を出してくださる方達がいるので、今の時期はその報告ものに忙殺されています。うちは有能な方達が一緒に進めてくれているので、それもこなせるのですけど、個人で活動していたら大変だと思います。

 そのうちA.I.を活用した、楽なシステムができるでしょう、それまでは煩雑なこともあると思います。それは食の安全性や子どもたち、家族の方たちのプライバシー保護、資金の健全な利用という観点で、支援する側にとってもがんばりどころです。

 情報が欲しい、という場合には遠慮なくご相談ください。一緒に優しくあたたかく楽しい社会を創っていきましょう。

 子ども食堂に興味関心のある方は、まずこの資料を読んでみることをおすすめします、三重県が作成してくれた「子ども食堂をつくろう」という資料です⬇︎
http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000819041.pdf

 

① 毎日1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

島言葉を楽しむ子どもたちの声を聴いてみてください@楽しいシンプル島言葉

〈たの研〉の島言葉教育はシンプルで使えるもの、かつ、たのしいプログラムを広げています。

 たくさんの先生たちが、学校で使ってくれるようになってきました。

 その中の一つを紹介させていただきます。

 当事者と関係している方たちの許諾をもらっているので、音声と画像を公開します、とっても可愛いのでぜひ聞いてみてください。


「なまから カゴんかい 玉 いりーんどー!

「てぃーち たーち みーち」
「わんも てぃーち たーち みーち」

※ぜんぜん入りません
「あきさみよ~ むちかさっさー」

「運動会まで 練習 ちばいんどー」

 この子たちがのちのち「しまくとぅば県民大会」に出るようなことになるかもしれません。
 きっと会場を魅了してくれると思います。

〈たの研〉には楽しいシンプルしまくとぅばのプログラムがいろいろあります。
 興味のある方はお問い合わせください。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

どれだけA.I.やVR(バーチャルリアリティ)、コンピュータが発展しても越えられないもの

 A.I.が発展し、量子コンピュータでさらに高度な情報が提供できるようになってくる。VR(バーチャルリアリティ)などの映像技術の進化と結びついて、たとえばアインシュタインが目の前に出てきて相対性理論への初歩的な質問だけでなく、その現象もビジュアル的に見せてくれるようになるでしょう。

 すでに亡くなった家族が目の前に現れて辛い日々のあなたを励ましてくれるようにもなるでしょう。

 それは進化するテクノロジーたちがもたらしてくれる素晴らしい世界でしょう。

 とはいえ、どうしても越えられないものがあります。

 この写真を見てください。

 私が購読しているナショジオ(ナショナルジオグラフィック)の記事に載っていた一枚の写真です。

 長い航海中の水夫たちが抱いているのはネコたちです。

 ネコたちは衛生を保持するためにネズミの駆除にも活躍しました、けれどそれよりも大きかったのは水夫たちの心の安定、健康そのものに寄与したことです。

 どれだけVR技術やA.I.が進化していっても越えられないもの、それはデータの提供や交換ではなく〈生身のふれあい〉でしょう。人間同士のふれあいに限らず、動物たちとの触れ合いも大きな宝物をくれるでしょう。

〈たの研〉は三つの研究所と一つの準備室があって、ネコを育てる環境が整っている場所では、轢かれそうになっていたネコやテトラポットの隙間で食うや食わずで過ごしていたネコを保護して育てています。
 そのネコたちは、間違いなくスタッフや先生たちの癒しになっています。

 今、育てていない人がいて、育ててみたいと思ったら、あとひとり(あえてそう表記しています)増えても大丈夫、と思ったら、ぜひ生きづらい場所でくらしているネコを保護して過ごしてみてください。

〈たの研〉ではカウンセリングも実施していて、必要におうじてネコや犬を飼ってみては、と提案することがあります。

 ネコは特に散歩が要らないので飼うハードルが低いと思います。とはいえ、保護猫は病院で検査も必要です。うちの小次郎のように結石ができやすく療養食(一般の食べ物より高価)が必要だと診断されるネコもいるでしょう、人間の残しものを食べていくと塩分などのせいで身体を壊すこともあるからです。でもきっと、育ててよかったと感じると思います。そのネコがひとりでがんばって生きてきたじんせい(あえて表記)に敬意も感じるでしょう。
 ふれあいの中で、温かいものを感じ、やすらぎも感じるでしょう。
 それは薬やVRやA.I.などでは得られないものだとすぐに気づくことだと思います。

 こういうサイトが参考になります。罰則から先に出てくるのが残念なのですけど、ネコ被害が緊急の課題なのでしょう⇩

https://www.pref.okinawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/026/851/nekopamphlet.pdf

① 毎日1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

いじめと学校/「いじめられる側にも問題があるのではないか」と言われたら?@PEALカウンセリング

 ある先生からの相談の中で、同僚(主任)教師の発言として出てきたので「私が教師をしていた時ですでに終わっていると思ったのに、まだこういう議論が続いているのか」と驚いたのがタイトルにある「いじめられる側にも問題があるのではないか」という言葉です。

 webで「いじめられる側も問題」と検索してみたら、yahoo検索で1300万件もヒットしてびっくりしました、2024年版の記事もいろいろありました。論破王といわれている人物のその発言が最も読まれているようです。ちなみに私はそれらを読む気はありません。容量よく自分の頭を使う人たち、権力ある人たちは、議論を自分たちの言い分にもっていく術(すべ)に長けていますから、その発言も出てきたのでしょう。
〈~の側にも問題がある〉という論旨を一般論として考えてみてくださ、〈問題など何もない〉という生き方をしている人がいるでしょうか?

 私のスーパーバイズの論旨はハッキリしています、相談の先生もかなり腑に落ちたようでした。

「いじめる側にもそれなりの理由がある」とか「いじめられる側にも問題がある」とかいう話をしていくのではない、「いじめという行為をしていいのか悪いのか」という議論をすすめてください、以上

「いいんだ」ということなら、それが暴力や侮辱、脅迫や強要なら警察にお願いすることになるでしょう。

 精神的苦痛、虚偽の事実などなら民法で訴えることが可能です。

 一般社会ならそういうことになる、という事実は子どもの時から学んでいた方がよいでしょう。

 いじめで困ったら、気軽に相談してください。カウンセリング、スーパーバイズを引き受けています。通常業務の中で調整させていただきます。生活保護世帯など、事情のある方の場合には無料の相談も引き受けています。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!