捨てる紙・段ボールが楽しく大変身@楽しい面白い自由研究

今回は『楽しい環境教育』の紹介です。よく読んで下さっている読者のみなさんはご存知だと思います、捨てる〈紙ごみ〉を利用して「紙レンガ/紙ブロック」を作って楽しい自由研究をすすめています。

その一つが自作キッド「ペットの家」です。

はじめての試行なので

 🟡屋根はどうしよう

 🟡ブロックの色を工夫しようか

 🟡ブロックに撥水(はっすい)剤をスプレーしたほうがよいか

 🟡脱着しやすい接着方法はこれなか 

などなど考えていくためのスタート形です。

 〈たの研〉ウェルカム担当二代目の小次郎さんがさっそく入ってくれました。

 出てもらってから積み直して色をそろえてみました。

 これは段ボールレンガでそろえたタイプです。

 予想していた以上にレンガ・ブロックの重量感があるので、接着せずにいろいろな形をつくることができそうです。

 いろいろな先生たちと特別支援の子どもたち向けの〈授業書@たの研〉を作成して、広めていく予定です。

 共同研究・共同作成したい方・企業・団体の方は気軽にお問い合わせください。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

保護中: プログラム『あなたのことを教えてください』@会員用

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

楽しいSDGs/自動給水装置の研究/楽しいゼロカーボン・カーボンニュートラル

 ゼロカーボン、カーボンニュートラルという言葉をいろいろな処で目にし、耳にするようになってきたように思います。それは〈二酸化炭素をゼロにすること〉ではありません、それは無理です。植物たちが処理できるくらいのCO2排出量にしていくことです。
 もちろん〈燃やすこと〉を減らすことでCO2排出量が減ってきます。電気をつくるためにも石油や石炭などを燃やしていますから、電気をあまり使わないようにするとか、車を利用せず歩いて移動することもゼロカーボンにつながります。

 植物は基本的にCO2を吸って酸素O2を出していますから、植物が増えることもカーボンニュートラルにつながります。

 さて先日、〈たの研〉のS先生が休みも学校に行って鉢植えの水やりをしてきたという話をしていました。長い休みに植物が枯れてしまうこともあるそうです。

 花を育てるくらいでカーボンニュートラルにプラスになるのか?

 たしかにCO2の処理能力は限界があるでしょう。

 とはいえ植物に親しむ、植物を育てる楽しさは樹木を育てる楽しさにつながるでしょう。樹木が処理するCO2量は草花よりはるかに多いので、のちのちは樹木を育てる人たちが増えていくことも大切です。

 ところでM小学校にいたとき、子どもたちの鉢植えの植物にペットボトルから水滴が落ちて、自動で数日分の水やりができるシンプルな工夫をしていました。

 以前紹介したスタバの自動給水プランターとは別で、ペットボトルに小さな穴をあけて、そこから水滴が落ちていく方式です。
 その量はキャップの開け閉めでコントロールできるので、夏の頃は多めに湿らせたり、梅雨時期は少なめに水滴を落としたりできます。

 いまならもっと工夫できそうなのだけど、とりあえずその頃の方法を思い出して、それが実際どれくらい長く持つのかを実験中です。

 上から吊り下げて、5秒くらいで1滴のスピードで落下している状態です。

 下のボールで水を受けています。

 2025年1月4日20時30分で青のラインくらいの水面が、明日にはどのくらいになっているでしょう。

 この頻度で落ちていく水滴でプランターの土は湿ったままでいられるのか、乾いてしまい、植物の根まで行き着くことはできないのか、それはこの実験のあと、ベランダで実験する予定です。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

たのしい社会たのしい地理:南極はどこの国に属するでしょう?/楽しい平和学習

 今回も気に入りの中谷宇吉郎 のエッセイから一つ、たのしい社会・たのしい地理・たのしい学力向上の内容です。

 社会の時の定番の質問の一つにしているのが「南極はどの国に属するの?」です。

 ご存知の方もいるでしょう、南極はどこの国のものでもありません。

 その知識をもとに『南極の切手』という宇吉郎のエッセイを読むと、驚くと思います。

エッセイの中に切手が載っています。
 デザインをよくみてください。

 中谷宇吉郎にアルゼンチンから手紙が届き、そこにはられていた切手には「南極の一部がアルゼンチンの領土である」とデザインされていたというのです。

 おやおや、どうしたことでしょう。

 アルゼンチンが南極を手放したのでしょうか?

 宇吉郎がこのエッセイを発表したのは1956(昭和31)年です。

 今はどこの国にも属さないこととなったのでしょうか?

 南極大陸は 1820 年頃に発見されました。

 南極大陸の存在が明らかになるにつれて、南極地域を探検した国や近隣の国が領土権を主張するようになりました。同時に、南極をどこの国にも属さない状態で、世界各国が協力して南極の研究をすすめようという動きもはじまりました。

 1959 年に日本、アメリカ、イギリス、ソ連など12カ国が南極条約を締結しました。
 条約の主な内容は以下のとおりです。

  • 南極地域の平和的利用(軍事基地の建設、軍事演習の実施等の禁止)(第1条)
  • 科学的調査の自由と国際協力の促進(第2、3条)
  • 南極地域における領土権主張の凍結(第4条)
  • 条約の遵守を確保するための監視員制度の設定(第7条)
  • 南極地域に関する共通の利害関係のある事項について協議し、条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催(第9条)

現在では50以上の国が締結しています、中国も北朝鮮もその中の一国です。

(1)南極条約協議国(29か国)

 アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、チリ、中国、チェコ、エクアドル、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、韓国、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、ポーランド、ロシア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、ウクライナ、英国、米国、ウルグアイ

(2)その他の締約国(28か国)

 オーストリア、ベラルーシ、カナダ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、デンマーク、エストニア、ギリシャ、グアテマラ、ハンガリー、アイスランド、カザフスタン、北朝鮮、マレーシア、モナコ、モンゴル、パキスタン、パプアニューギニア、ポルトガル、ルーマニア、サンマリノ、サウジアラビア、スロバキア、スロベニア、スイス、トルコ、ベネズエラ

 今この時にも、いろいろな国で領土をめぐって悲しい出来事が起こっています。

 この南極条約を世界中の人たちが見直して、領土問題のいざこざに応用できないでしょうか。

 少なくとも、南極条約のすばらしさを、子どもたちに伝える意義があると思うのですけど、どうでしょう。

 まさに楽しい平和学習になると思います。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!