たの研〈たのしい子ども未来スクール〉チーム 全力投球中

 いよいよ〈たのしい 子ども未来スクール〉の日が迫り、たの研のメンバーでアイディエーション(アイディアミーティング)をしています。

 予行演習ではありません、もっとたのしく賢くなってもらうためには、どういう様にしたらよいだろうか、子ども視点でいろいろな工夫を提案していくわけです。

 大人でもたのしくて、プログラムに熱中してしまいます。

 そういう時に安全性の視点も大切です、〈たの研〉の講座や授業で怪我・事故などがゼロなのは、ほぼ全員が教師経験者で、子どもたちの動きの幅が具体的に予測できるからです。

 こういう感じでどうだろう、喜こぶかなぁ~
 そんなことをいいながらどんどんアイディアが重なっています。

   たのしい子ども未来スクールは、来年も開催したいと思います。

 自治会、児童館など興味のある方がいたらお問い合わせください。

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〈素直な子どもに育てたい〉という願いについて考える-たのしい教育の発想法

 みなさんは、自分の周りの子どもたちを〈素直な子ども〉に育てたいでしょうか?

 今日発行したメルマガに、そう書き始めた発想法の章にさっそく反響が届き始めています。

 「素直な子どもに育てる、という願いは教育的にどういう価値があるのか」ということから始めて、板倉聖宣先生(仮説実験授業研究会初代会長・元日本科学史学会会長)の話を紹介しました、一部抜粋しましょう。
 今から50年くらい前、1967年発行『仮説実験授業研究』第10号に掲載された文章です。

板倉聖宣
 これまでの科学教育で優等生になるための一つの根本条件は、先生や教科書に対して「すなお」であることであったように思われてならない。
 私のかつてのクラスメートたちや、いまの学校の先生を見てそう思うのである。
 これまでの科学教育は、とんでもない飛躍があまりにも多すぎ、説明が不十分だった。だから学校で教えられることや、本に書いてあることのかなり多くはわからないのがあたりまえ、ということが多かった。
 少なくとも私はそう感じていた。本を読んでもすぐつかえてしまう。
 自分にわからないことをもとにして、どんどん進むのにはついてゆけないのだ。
 そしてついには落伍することになる。
 こういう教育条件のもとにあって優等生になる道は、うんとよい先生にめぐりあうか、いろいろな本をさがしまわってよい本をさがしあてることのほかに、ただ一つ、先生や本に対してすなおになることだ。
 自分にはよくわからないことにこだわって、そこから先に進むことを拒否してはいけない。
 自分の心を空しくして、疑問を持たないように努め、たとえわからないことでも、わかったような顔をして「すなお」におぼえこむ。
 すると、いつかは「ああ、あれはそうだったのか」と合点がいくことがあるものだ。
「読書百遍意おのずから通ず」式の勉強法だ。
 しかし、こういった「すなお」な心を持った人々は、学校の優等生になることができても、独創的な仕事をするには不向きである。
 他人のあとに上手についてゆくことができても、自分で新しいことはできない。

 おかげさまで、このサイトは着々とアクセス数を増やしています、これは今日の昼の数値です。

 もちろん多い日もあれば少な日もあるのですけど、一日1~2件のアクセス数から始まったこのサイトが、これだけ成長したことに感謝して、サイトを読んでくれているみなさんの姿を想像しながら、今日も綴っています。このサイトの読者の方からの便りも、とてもたのしみです、気軽に書いていただけたら幸いです。

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いろいろな応援ありがとうございます/ダイナミックな歴史論-たのしい教育研究所・人気サイトの紹介〈QRコード版〉

たのしい教育に賛同し、いろいろな応援の声をいただきます、ほんとうにありがとうございます。先日もお菓子の箱を届けてくださった方がいて、みんなで美味しくいただきました。
 こういう心遣いも、またいろいろな言葉で応援してくださることにも、励まされ、ますます〈たのしい教育〉を大切に長期的に伸ばしていきたいという思いを強くしています。

 いつの時代にも叫ばれた言葉なのかもしれませんから、文脈を強調する常套句(決まり文句)だと感じる人が出るかもしれないのですけど、本質的な意味で日本は大きな曲がり角に来ていると思います。

 私が学生の頃〈ジャパン アズ ナンバー1〉と言われ肩で風を切って世界中を席巻した日本は、今年2023年度の〈世界競争力年鑑〉で35位。過去最低を更新中で、インドネシアに抜かれ、下にスペイン・カザフスタン・クウェートが続いている位置です。

IMD「世界競争力年鑑」2023年版からみる日本の競争力 

総合順位は35位 過去最低を更新

https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/20231024.html

 日本は既に〈ルビコン川;引き返すことのできないデッドライン〉を超えてしまっているのでしょうか、このまま衰退の流れのまま突っ走ってしまうのでしょうか。

 いずれにしても、そういう分析をする評論家ではなく、流れを全力で変えようとしている実践家集団が〈たのしい教育研究所(RIDE)〉です。

 教育構造、経済構造、それぞれとってみても巨大なシステムです、簡単に流れを変えられるものではありません。
 けれどいろいろな方たちの応援が増えていく中で、必ず明るくい兆しが訪れると思います。

 お金でも権力でも名声でもなく《たのしさの方向》への改革です。

 どんな場合でも〈シメタ〉と思えることがある。それを突破口に、仲間たちどしっかり笑顔で歩んでいきます。そこにみなさんが加わっていただけたらどんなに力強いことでしょう。

 残念なことに「自分は大した力はない」「自分に大きな流れをかえる力はない」と考える人たちがたくさんいます。

それは人生の大きなワナです。

多くの人たちがそう思わされてきたのかもしれません、それこそフェイクです。

大切なカギとしても〈投票券〉が一人一票あることは、その大きな証(あかし)の一つです。多くの人が「自分の一票には社会を変える力などない」と思い込んで、思い込まされて投票にいかないから変わらないのであって、庶民が大きく動いたら権力者・為政者には止めることができません。

いつの時代も権力者ではなく庶民が社会を改革してきました。
教科書などにも歴史のヒーローたちが改革したように刻まれているのですけど、それを陰に陽にそれに支える数えきれないほどの人たちがいたのです。

〈恐怖や富による支配〉もあったでしょう、それは短期で効果があっても、庶民のうねりに争うほどの力は持ってません、それは歴史をみるとわかります。

 江戸時代は、それまでの戦乱を平定したいと考えた徳川家康の発想と庶民の発想が合致したからこそ長期にわたって維持できたのです。
 その後おとずれた明治維新では〈鬱屈した時代〉を突破しようした人たちの中に庶民の暮らしをなんとかしたいと考えた人たちがいました。

 たとえば福沢諭吉は江戸時代に西洋の学問を学び、三度、アメリカ・ヨーロッパに渡りました。

ウィキペディアに感謝して参照

 教科書で彼を教えられた時「ごく普通のおじさんですなぁ~」という感じがして、好感度はほぼなかったのですけど、彼の書いたものを読むと〈生命を投げてでも〉という武士独特の発想が時々顔をのぞかせながらも「自由のすばらしさ、平等のすばらしさ」を本気に説いている姿をみることができます。
 そしてそれを手に入れるためには〈学ぶこと〉が大切なのだと本気で語りかけていることを感じると思います。

 彼は「教育が根幹である」と考え、進んだ国々の様子を伝えると共に、大学を作りました、それが今も続く慶應義塾大学です。

 今の日本の状況は長くつづいた江戸時代を突破した明治維新の頃に近いのではないかという気がしています。

 考えてみると、江戸時代は250年くらいして新しい時代に移行しています。
 明治以後これまで150年くらい経ちました、改革まであと100年は必要なのかもしれません。
 もし仮にそれくらいの年月が必要だとしても、今ここから出発しておくことで、もっと早く、新しく豊かな世の中がくると思います。

 明治維新で手に入れた自由と平等、その長い歴史の中でほころび、鬱屈してきた時代を、楽しさと創造性で元気に一歩前へと一緒に歩いていきませんか。

 何をやったらよいの?
 と思う人もいるでしょう、こういう活動はどうでしょうか。

 〈たの研〉の講座などで参加者に配布している、たのしい教育研究所の紹介カードがあります、「まずはこの4本」という本サイトの記事やYouTubeの動画をピックアップしてQRコードで紹介しています、名刺サイズです。

「この動画いいよ」とスクリーンショットで知りあいの方に送っていただけたら大きな応援になります、可能な方はよろしくお願いいたします。

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どの学校も天才に満ちている-たのしい教育の子ども観/〈たの研〉式グライダーNewタイプ-楽しいものづくり・楽しい自由研究

 先日も天才たちとたのしく授業させてもらったけれど、つくづく私は〈授業〉が好きなのだと思います、考えてみると「授業だけしていたい」と考えてフリーになったくらいですから。

 たのしい授業が好きでたまらないの上に、前々回も書いた〈評価論〉がアクセルをかけ、さらに腕を磨いていったので、自信があったのは間違いないけれど、公務員として少なくとも経済的にはぬくぬくと暮らせるのに、「いったい自分の授業の腕で生きていけるのか?」 という普通の人たちにはなかなかできない人生実験それほすてて自由競争の世界に飛び出ていったのは大したものだったけれど、それを支えてくれた方たちもすごかった、人生は勇気とタイミングと縁なのだろうと思います。

 さて今回の「親子わくわく講座」でもたくさんの天才たちに出会うことができました。

「宇宙へ」をテーマに2時間ノンストップの講座を親子も先生ものめるこむようにたのしんでくれました。

 押し付け的な教育によって子どもたちの好奇心が失われていく、板倉聖宣がそう強く語っていたけれど、子どもたちはそもそも天才なんだと思います。こうやって子どもたちの心を動かす授業をしていると、その天才性をどんどんみることができます。

 今回もたくさんの天才たちに出会うことができました。

 プログラムの中で重要なキーになる「〈たの研〉式グライダー」を作った時のことです、2時間の中のほんの10分くらいの時間のことなのですけど、ある天才くんのエピソードを一つ紹介させてください。

 〈たの研〉式グライダーの完成型はこれです。

 私がもう少し丁寧に説明してあげたらよかったのに、ある子(Aくんとしましょう)が完成型とかなり違うカットで私のところに持ってきました、何も語らず「こうなってしまった」と残念そうに。

 Aくんはバットマンのデザインにしたかったのだろうか?
 もちろん、ぜんぜんとばないと私にとばせてみせてくれました。

「いっぱいカットしちゃったか、もっと丁寧に作り方を話してあげられたらよかったのに、ごめんねぇ~」

 と謝りつつ、

「もしかすると、調整したら飛ぶかもしれないよ」

と、私がクリップの位置でバランスを調整してみることにしました。

とはいっても、これだけ違う形にすると、やっぱり飛行は無理なのでしょうか、どう思いますか?

⬇︎

予想・実験してみると・・・

 スーッと飛ぶようになりました。

  Aくんはとてもいい顔をしてくれました。

 もし飛ばなくても、私が「形を完成型ににせてととのえてみるといいよ、最初に話した〈予想⇨実験〉だからね」と話してあげたら、たのしく挑戦したことでしょう。アドバイスが欲しくて私の処にきてくれたわけですから。

 みんなと違う様にカットしたAくんは「これ、なんとかならないですか」と相談したくて私のところに来たのかもしれません。あるいはみんなと同じようにカットして飛ぶことも体感して、その後小さくギザ付き型で作ってみたのかもしれません。どっちにしても、これが天才性です、A.I.には真似できないことです。

 これは以前書いたでしょうか、ある小学校のPTA行事で呼んでいただいて〈たの研〉式グライダーをとりあげた時にも、翼に飛行機のフラップ(飛行機の機体を上下に調整するために使う)⬇︎ をハサミで加工した子がいました、天才です。

「飛行機の仕組み~フラップ・スラットの役割」に感謝を込めて参照

 言われた通りやるのが素晴らしい、いう通り動いてくれるのは素直でいい子だ、そういう子を育てるのが教育だと考える大人はたくさんいます。けれどそういうばかりでは、カラを突破することはできません。

 特に閉塞した社会を突破するには、自分の才能を発揮していろいろな挑戦をしていく子どもたちが必要でしょう。
 学校の先生、保護者のみなさんが、子どもたちの才能・可能性・天才性をたのしく伸ばしていける教育システムがきっと生まれてくる、たのしい教育研究所の活動はその流れに確実につながっていくと思います。

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