楽しすぎる環境教育:太陽光発電の実験スタート これくらいの太陽光パネルでどれくらいの電気が発生するのか実感しよう!

 たのしく電気をつくる実験が去年から進行中です。子どもたちが発電のたのしさを味わうことが目標です。子どものような大人がそろっている〈たの研〉は、まさに最適な環境です。

 人力による発電と、太陽光での発電、発電所による発電など、いろいろな比較をしていく予定です。

 今回は、その一つ、太陽光による発電の実験を紹介しましょう。

 アウトドアで活用されている太陽光パネルがあります。ごく普通のバーベキューコンロとほぼ同じくらいの太陽光パネル(1ブロックはパーツ用なので除外)です。

 雲のない4月の直射日光の元で利用すると、どのくらい発電するのでしょう?


〈10000mAh
〉のモバイルバッテリー(iphoneを0からフル充電できるパワー)があります、蓄電量を%ー表示してくれるので、これを利用して確かめましょう。

 

 こんな感じで〈たの研〉の庭で太陽光を受けて、充電していきます。

 

 みなさんは、どのくらいの時間でフル充電できると思いますか?

予想

 ア.ほぼ1日(10時間くらい)

 イ.4~5時間くらい

 ウ.1~2時間くらい

 エ.その他

 どうしてそう予想しましたか?

 

 では、実験がスタート。

 時々、パーセントを確認しながら、様子をみたいと思います。

 結果は明日、報告します、おたのしみに(´ー`

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

 

しばらく離れているうちに驚くべきマンガが生まれていた 『チ。』

『鬼滅の刃』以来、マンガの世界から離れているうちに、すごい名作が登場していました。
 1文字のタイトル設定も斬新です、『 チ。』
「 チ。」の〈 。〉は句点ではありません、地球を表しています。
 大きくしてみましょう…

 サブタイトルが《地球の運動について》、地球の公転軌道まで描かれています。
 こういうところからもかなり巧妙に仕組まれた作品であることがわかります。

 え…
でも、そんな地味なテーマじゃ一部のマニアの人たちを惹きつけるだけでしょ!

 いえいえ、マンガは大ヒットしていて、単行本全8巻の累計発行部数は500万部を突破しています。全8巻、ダレることなく、伏線をのこさず、しっかりまとまっています。

注釈:一般的なマンガの単行本の初版部数は数千部から数万部程度と言われています。人気作や期待作であれば十万部を超えるようです。人気が出ると重版されていき、累計部数が上昇していきます。累計発行部数が100万部を超えるとヒット作と言われ、300万部を超えると大ヒットの領域に入ります。500万部突破というのは、まさに大ヒットの中でもトップクラスの数字です。

 大ヒットを受けてスカパーでアニメ化され、NHK総合で2024.10から放送されました。現在Netflixで視聴できます。

 

 科学の歴史をドキドキしながら体感することができる名作です、おすすめします。

 私が教師をしていたら、クラスに全冊置いていたことでしょう。
※今回は、〈たのしい教育メールマガジン〉の内容のショートバージョンでした。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

ヨシタケシンスケさんの答えから広がる世界:ヨシタケさんが憧れたクリエイター 「ヤノベケンジさん
」からAI KIMURAまで/楽しいブックレビュー

 春休みになったのでメルマガに久しぶりに「ヨシタケシンスケ」さんをとりあげました、好評です。メルマガの内容に加えて少し紹介しましょう。
 雑誌MOE2018年12月号にヨシタケシンスケさんが特集されていて、そこに100の質問というコーナーがあります。

 その一つ「なぜ名前をカタカナにしたのでしょうか?」という質問にヨシタケさんは「ヤノベケンジさんが好きでマネしました」と答えています。

 ヤノベさんはネコ好きで、巨大なオブジェクトを作るアーティストです。この写真の真ん中の人物。

 作品は実に個性的で、唯一無二のクリエイターです。


 私いっきゅうは東京に行くと必ず銀座のTSUTAYAに行くのですけど、偶然にもそのTSUTAYAの入っているGINZA6でヤノベさんの巨大な作品がディスプレイされていました。
 独自の迫力です。

 ヨシタケさんは大学の頃、絵ではなくオブジェクトを制作していました。
 その頃から面白いものを作成していて笑えるのですけど、そのヨシタケさんがヤノベさんに憧れていたというのは意外なことでした。

 ところでこれもちょうどその時、GINZA6のTUTAYAで出逢ったアートです。

 AI KIMURA(アイ キムラ)という名前で活動する3人のアーティストの作品です。

 A.I.のアイディアを実体化しするというコンセプトで作品を作っています。

 メカニック好きの私は、本を手にする時間と同じくらい、この空間で過ごしてしまいました。

 

 AI KIMURA(アイ キムラ)の作品のアイディアはA.I.だというのですけど、私はどうも、そのA.I.はヤノベケンジさんに影響を受けたのだろうと思っています。

 AI KIMURAのメンバーが、A.I.の提案に対して「もっとエンジン部分を目立たせて」というような要望を加えていってできたのではないか・・・

 ま、どこにもそういうことは書いていないのですけどね。

 そして「実はヨシタケさんは、このAI KIMURA(アイ キムラ)の作品にも憧れてしまっているのではないか」それも私の予想です。

 たのしい教育のジャンルにはアートも含まれます。

 〈たの研〉の講座やワークショップに影響されたアーティストが出てきたら、嬉しいことです。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

 

 

確かにあるのに見えない感じない@楽しい教育の発想法

 心理学とか行動学で〈認知バイアス〉と呼ばれている作用があります。ご存知の方もいるでしょう。思い込みとか偏見と訳されることが多いと思います。

 自分の思考・認識の中であまりにも当たり前なことなので、その存在に疑問をもたない、それが〈認知バイアス〉です。

 アメリカの作家デヴィッド・フォスター・ウォレスが大学の卒業式のお祝いスピーチで語った、私が好きなエピソードも〈認知バイアス〉の一つだといってよいでしょう。
 20年くらい前かな、その年のベストスピーチに選ばれたというので話題になっていたので、web上で読んで学校で子どもたちに紹介したことがありました。

 記憶で記すので正確には違いがあるかもしれません、詳しく知りたい方は「作家デヴィッド・フォスター・ウォレス 大学 スピーチ」で検索してみてください。

 私が授業で使った展開の一つを紹介します、利用したい方はどうぞ。
 ちなみに〈たのしい教育研究所〉を設立後、それをまとめて授業プログラムにしました。いずれ発表したいものの一つです。

2匹の子どもの魚がスイスイ泳いでいると、大人の魚に出逢います。

あいさつをすると、大人の魚がこういいました。

「どうだい、今日の水の具合は?」

しばらくして、子どもの魚たちは、お互いの顔を見合わせてこう問いかけます。
「え、水って何?」

 私たちがプールや海に入る時は「水」を意識するのが当たり前です。

 でも生まれた時からずっと水の中にいる魚たちは、まったく当たり前の世界としてそれを感じていくので、水が何なのかわからない・・・
 自分の周りのほとんどが水だから水が見えない。

 では私たち人間は?

 生まれた時から空気の中で過ごし続けているので、空気を感じないことが多いですよね。

 魚たちには水が見えない。
 私たちはには空気が見えない、似ています。

 水の世界の外にいる私たちには水が見える。

 ここで考えてみてください。

 地球の外に出たら空気は見えるんでしょうか?

 予想してみてください・・・

 そういう流れで地球という星を外からながめていくプログラムです。

NASAに感謝して掲載

 最近、オキナワウラジロガシがほしいというので問い合わせがありました。「こういう授業プログラムが欲しい」という要望に応えられるシステムを作っていこうと思います。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!