「(  )では認知症が減ってきた!」さて(  )に入る言葉は?/たのしい福祉&教育

 認知症の人口が増えてきている話はいろいろなところで耳にすると思います、特に福祉関係で飛び回っていると、いろいろなところでテーマにあがります。

 ところで「(  )では認知症が減ってきた」ということです、(  )の中にどういう単語が入るか予想してみてください。

欧米で下がり始めた認知症の発生率

 米欧における発症率低下の主な原因の一つは主に血圧やコレステロールといった心血管の危険因子の制御が改善されたことがあげれらます。

 認知症患者のほぼ全員が高血圧の結果と見られる血管損傷などの脳の異常も抱えており、ホフマン氏はさらに高血圧は中年期に最もダメージを招きやすく、若年期に血圧が低く、その後に血圧が高くなった人は認知症を発症する可能性が低くなるという見解を示しています。

 個人的には、もしも脳の機能が落ちてきたらトライしようと考えていることがあります。
 例えば学校でやってきた〈漢字の書き取り〉であったり〈英単語ドリル〉であったり、いろいろあると思います。

 筋力が衰えたら近人に負荷を与えて鍛える、脳の神経機能なら、英検に挑戦するとか漢検に挑戦する、いろいろたのしい鍛え方はあるものです。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

〈たの研〉は「批判」でなく『提案』をする組織@たのしい福祉&教育

 読者の皆さんのお陰様で〈たの研/たのしい教育研究所〉の公式サイトはさらに注目度をあげています、心から感謝いたします。〈福祉〉も〈教育〉も地味な領域です、そしていずれも批判にさらされることが大きい領域です。

 福祉の現場について検索すると〈3K〉と呼ばれるきつい状況で、離職率が高いという話が目立ちます。

 教育の分野では〈不祥事〉〈不登校〉の問題が目立ちます。

 どちらをみても明るい未来を描くことは難しい感じがするようです。

 そういう中で『楽しい福祉』『たのしい教育』を語り続けている〈たの研〉はある意味〈不思議な集団〉に見えるかもしれません、それでも10数年、具体的な提案を続けていくうちに、注目度が高くなり、全国いろいろなところから問い合わせなどが届くようになりました。

「セクハラを防ぐには」
「こども食堂に来る子どもたちが減ってきた」
「保護者から、こども食堂で食べ物を出すのはやめてほしいという声がとどいた」
「職員がすぐにやめてしまう」
・・・

 そういう声にも丁寧に答えさせていただいています。

 そういうものに混じって一定割合で、たとえば「◯◯が悪いから福祉の現場が混乱する」とか「学校教育は◯◯のせいでどんどん悪くなる」といった声も届きます。

 〈たの研/たのしい教育研究所〉は批判をする組織団体ではありません、提案をする組織団体です。そういう声に丁寧に受け応えることはしていません。

 社会状況は一挙に突破できるものではありません、そういう中で地道にできるところから明るく楽しく元気にしていく、それが〈たの研〉です。

 たのしく元気に明るく可能性を伸ばしていく、その中できっと明るい未来が見えてくる、そのスタンスでこれからも活動をすすめていきたいと思います。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

 

楽しい教育&福祉「ガリレオはピサの斜塔から二つの物体を落下させたのか?」

 楽しい福祉&教育のメールマガジンはおかげさまで大好評です。興味のある方はお申し込みください。
 今週紹介した内容の一つを読んで、ある先生から「これまで間違って教えていた」という反省を含めて少し長いたよりをいただきました。

 教師に限らずわたしたちはたくさんの間違いを犯します。
 それから逃げずに責任をとる道はたくさんあります。

 一つは、間違って教えた何十倍何百倍の子どもたちに、正しい知識を教えてあげることです。巡り巡って、かつての教え子たちに、正しい知識がとどく確立があがるでしょう。

 さて、その先生がたよりをくれたのは四番目の「発想法の章」についてでした、少し切り取って紹介しましょう。

 仮説実験授業研究会代表、文科省教育研究所の室長『板倉聖宣』先生がNHKの『日曜喫茶室』という番組で絵本作家の『安野光雅』さんと語った時の話です。安野さんは大好きな作家で、板倉先生は〈たの研〉初期からのとても大きな応援者です。

板倉:

科学というのは、実験が決め手です。

だからその実験が一つだけだったら何が何だかわかんなくなりますけどね。系統的に繰り返していけばちゃんとした理論がわかるようになるでしょ。
安野:

板倉さんね、話がこの先どうなるかわからないし、聞きそびれちゃいけないから、どうしてもひとつ聞いておきたいことがあるので今いいですか?


 実はこの間。あのガリレオのピサの斜塔へ行ったんですよ。ピサの斜塔の落体実験というのはあまりにも有名ですよね。「重いものと軽いものを一緒に落としても同時に落ちる」という実験をしたと。私は「ピサの斜塔は傾いているから、上から落とせば簡単だからいんだろうな」と思って、やってみようとしたんですね。そしたらね、そこにいる担当官が「ガリレオは外側に落としたんじゃない」と言うんですね。ピサの斜塔というのは、円筒なんですね。中ががらんどうでドカンみたいなんです。それで、その担当官が「中で火を燃やして、真空にして、それで上から中に落とした」と言うんです(笑)。


 私が「そんなこと何に書いてあるのか」と言うと、「ちゃんとガリレオの本に書いてありますよ」と言うわけ。じゃあ何に書いてあるのかと思って「天文対話」にでも書いてあるのかなと思って調べてみても書いてないわけですよ。それで、その真のほどを、ぜひ専門家の板倉さんにと思って。
板倉:

私は元々の専門がガリレオです(笑)。

ピサの斜塔の話はすごく有名でいろんな尾鰭がついているんですね。ピサの斜塔にたくさんの反対派のエライ学者を集めて、いまだったらテレビで放映するような段取りをしてね。それでみごとに実験してガリレオが勝利言を出したというふうに言い古されていたりしているんですね。
 しかし、こういうことはふつうの人だけでなく科学史家もヒマがないから調べていないんです。ところが、確かクーパーという人が、この人はアメリカ人で英文学の歴史が専門なんですが、何かの関係でそのことが気になったんですね。
 それで、あらゆる文書を調べてみて、文書的にはそういう記録はどこにもないということを確かめたんです。つまり科学史の話とかエライ人の話というのは、みんな後から尾値がついて、大変もっともそうな話になって、単純なわかりやすい教訓話として残ってしまうんですね。

安野:

そうですね。
はかま:

「火をたいた」なんていかにももっともらしいことを言うけれど、ウソなんだな(笑)。
板倉:それは、知恵者が後からつけるんですね。ガリレオは真空が作れなかったんですよ。だって真空はガリレオさんが死んだ次の年に、ガリレオの弟子のトリチェリイーさんによって作られたんですから。

 いろいろなところで例に出るエピソードなので、みなさんの中にも、ガリレオがそういう実験をしたのだと間違っていた方がいると思います。

 教師になって、板倉先生の講演記録を読み、それが間違いだったことを知るまでは私もその一人でした。

 それにしても、ピサの斜塔の中が筒状になっているとか、その内側で実験したという説は知らなかったな。間違いは独自に尾鰭がついて広がっていくわけです、SNSのデマ拡散のようなものですね。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

PEALカウンセリング実践編:〈楽しい教育&楽しい福祉〉それはたくさん人たちの笑顔と可能性を広げる活動

 最近、友人のA先生との会話の中で、以前カウンセリングした時の方法を思い出して伝えたのだけど、それは「たのしいカウンセリングプログラム」として残しておく価値があるものだっただと気づいて、急ぎまとめはじめています。

 以前のカウんセングは「毎週毎週、高圧的な管理職にいろいろ言われてメンタルが持ちそうもない」という内容でした。

 相談者の心に最もヒットしたのが、私が提案したアイディアです、うまくいって2回で終了しました。その先生が元気に教師生活を続けていることは、本人や周りの人たちからの情報が入っていて、安心しています。
 

 プログラムをまとめて秋から冬にかけて、たのしい車好きカウンセリング講座を実施します。

 PEALカウンセリングは教育だけでなく福祉の場面でも有効です。子どもたちからの相談にアドバイスするだけなら自分の経験や知識でできるかもしれません。けれで相手の心の中で言語化されていない、本人も正確に把握できていない悩みや課題、目標と向き合うのはPEALカウンセリングの実技レッスンが必要です。

 自分の問題・課題をたのしく解決したい、周りの人たちから寄せられる相談・悩み事と元気に向き合いたい方は、お問い合わせください。
 

 

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!