効率・コスパと〈楽しい福祉&教育 〉その3「特別支援・ハンディの有無と効率・コスパ」 @たのしい教育の発想法

 躊躇しつつ書いたこの《たのラボ公式サイト》に書いている「効率・コスパと教育・福祉」の反響が大きく、驚いています。
《たのラボ》にとって自然な発想が、教育・福祉界隈で新鮮に迎えられたということでしょう。
〈効率・コストパフォーマンス〉はA.I.を含む機械の能力に対して問うものであって、福祉や教育に問われるものではない、という話に対して「なるほど」「まさにそういうことですね」というメールがいろいろ届いています。
 以前のように一つずつへの返信は難しくなりました、が、みなさんから届いた便りはほぼ全て、これからの記事の内容に活かしていきます。

 期待に応えて、今回までは同じテーマで書きたいと思います。

 実は今回の記事は、流れの中であえてカットした話があります。その内容に触れて、この一連の章を閉じたいと思います。

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〈障害〉という言葉があります、障害物、障害物、通信障害、システム障害というように使う分には私の心が乱されることはありません。

 それは結局、工場で機械を動かすような仕事に対して効率がよくない、効率が悪いというような感覚を、一人ひとりかけがえのない存在であるはずの人間に向けたものでしょう。

 私のもつ感覚に初めて触れた、全く気にせず使っていたという方たちの中から私に賛同して、自分の言語感覚の一つに加える人たちがでてきて欲しい思っています。

 仮に辞書にあるから、法律の条文にあるんだ、使って何が悪いと考える人たちもいるでしょう。その人たちを非難する気持ちはありません、それでも、いつか心のどこかで同じ想いが芽生えてくれたらと願っています。

 教育・福祉を効率やコストパフォーマンスで考えてはいけない、というのが《たのラボ》の基本です。
 笑顔や可能性の広がり、楽しさの方向に進んでいくのが〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉です。

 オリンピックの100m走の選手にとっても、事故で歩行機能を失ってしまった人にとっても可能性を伸ばし笑顔を広げていくことが人生の目的だといってよいでしょう。
 そして忘れてはいけないのは、そのどの一人ひとりにも〈その人をかけがえなく大切に想う人たち〉が存在するということです。

 ごく普通に身体を動かすことができる人もいれば、いろいろな事情で思うように身体をコントロールできない人たちもいます。
 どの人たちにとっても、いろいろな場面で同じような手厚さで、同じようなチャンスが与えらるものであって欲しいと願いながらも、社会構造は複雑ですから、簡単にそういう構造は実現しません。

 でもそういう中でも全体としてみれば、誰にも手厚いチャンスが与えられるものであって欲しいと願って、その方向で力を注いでいるのが〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉です。

 それが実現できない状況でもせめて〈教育・福祉〉の場面では「効率・コスパ・タイパ」などを人間に向ける感覚には正面からNOと伝えられる人たちが増えていって欲しいと考えています。

 奇しくも今月は、効率・コスパ教に価値観全体を乗っ取られ、周りに残虐な刃を向けた「やまゆり事件」が起こった月です。
 つい個人的な思いが発露してしまいました。

 ご意見ご感想、お待ちしています。

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効率・コスパと〈楽しい福祉&教育 〉その2「効率重視の子どもたちはA.I.を凌ぐか?」 @たのしい教育の発想法

 効率を重視する価値観の中で育てられていく多くの子どもたちは、当然その価値観で育っていくでしょう。そういう中で反発して従わない子どもたちが出てきます、それは人間の強さの一つともいえるでしょう。

 効率の良さを重要な価値と考えて育った子どもたちは、たとえば
〈たくさんの仕事をこなす人の方がよい〉
〈言われた仕事をどんどんこなせる人がよい〉
 なんならテレビで流行った〈24時間闘える人の方がよい〉
と考えていくでしょう。

 でもよく考えてみると、それは機械などに要求する内容ではないでか?

 いやいや内容の伴ったものである方が重要だという人もいるでしょう。
〈人々の目を引くイラストをたくさん描くことができるのがよい〉
〈読ませる文章をたくさん書くことができる方がよい〉
というように。

 ところが今ではA.I.がその役を担ってくれます。

 効率というなら機械に任せるとよいのです。

 そもそも道具、機械・A.I.は人間ができる仕事の一部を担わせたり、それを効率的にしたり、長時間続けられるようにしたものです。

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 では人間はどうしたらよいのか?

 いろいろなものをコントロールするような機械的な仕事でしょうか?

 いやいや、それも機械が担ってくれます。今では自動運転の乗り物もできました。機械をコントロールすることもA.I.が担ってくれます。

 とても重要な答えのひとつが「〈感性〉を高める営み」です。

 機械・A.I.には〈実体としての身体〉がありません、感性がないのです。
 朝陽に感動する心はありません。

 A.I.にできるのはネット上に存在する〈朝陽に感動したという情報〉を集めて整理して提示する作業です。

 これまで人間が担ってきた、文字通り〈機械的な仕事〉は機械・A.I.に任せ、生きている人間にしかない〈感性を活かす能力〉を高めていくことが、福祉・教育に求められるものでしょう。

 特に〈たのしさ〉は重要です。

〈悲しさ〉〈痛みを感じる感性〉も大切とはいえ、〈楽しさ〉の向きにすすむことで、たくさんの人たちの笑顔と可能性が広がっていくからです。

 その意味でも〈楽しい福祉&教育〉は、これからもとても重要な営みだと考えています。

 楽しさの視点でいえば、機械に担わせているもの、機械的な作業になっているものを人間の手に取り戻すことも大切です。

 たとえば最近作成している、板倉先生の『にている親子 にてない親子』という絵本を元にしてリアル体験版のプログラムもその一つです。

 ひまわりのタネを植えて、育つ過程をワクワクしながら眺めること。あんな大きくて重そうな頭(顔)の部分を無理して支えている根や茎の不思議さを感じることなども、機械的、流れ作業的なものから、人間の感動に取り戻すことも大切です。

 効率重視なら、8:15までに投稿しなくてはいけないという学校の決まりを優先しなくてはいけません。
 登校途中に具合の悪いおばあちゃんを見かけて、間に合わないからと行きすぎる子どもより、心配だという感覚・感性を優先し遅刻を受け入れて「おばあちゃん大丈夫ですか?」と語りかけるような子どもたちが育っていくことが大切でしょう。

「効率重視」から『感性重視』に、それが《たのラボ》の向かうところです。

 ご意見・ご感想、たのしみにしています。

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相談とカウンセリングの違い@PEALカウンセリング入門 ※楽しい福祉&教育 でとても有効です

 《たのラボ》の活動で一番目立つのは〈講座・ワークショップ〉だと思います。

 利益を得る人たちの人数が最も大きいのは〈たのしい教育プログラム〉です。
 最近も「絶対安全レインボー」や「たのし環境教育:オキナワウラジロガシ」などの要望が来ました。
 対象は全国に広がっています。

 人数的に最も少ないは〈カウンセリング・スーパーバイズ〉です、とはいえとても重要な領域なので、時間を確保して大切に実施しています。

PEALカウンセリング イメージ図

「相談」というのは日常いろいろな場面に登場しますから
「先輩に相談したらよいのに、どうしてカウンセリングが必要なのかわからない」
という方もいると思います。

 それは〈近くの公園の散歩の相談〉と〈◯◯岳登山の相談〉との違いのようなものです。

 さらにPEALカウンセリングでは〈◯◯岳登山で遭難してしまった、どうしたよいだろう〉という緊急の相談もきますから「それは来週のカウンセリングで」とはいえません。

 支援の必要な状況の方たちへはカウンセリング費用支援制度もあります、悩み続けず、まずお問い合わせください。

 また毎年〈PEALカウンセリング入門講座〉を実施しています。〈PEALカウンセリング〉はアドラーカウンセリングの名人 故 野田俊作先生に鍛えてもらったカウンセリングと《たのしい教育》の理論が融合した画期的なカウンセリングです。
〈PEALカウンセリング〉を実施できる人たちを育てていきたいと考えています。

 その講座で利用するために準備しているたくさんの事例から〈PEALカウンセリング実技ワーク事例集〉を作成しています。今回はその中から、ある児童館の館長さんからきた相談事例を紹介します。
 〈PEALカウンセリング〉をよく知らない人たち、他流派、特に多いロジャーズ派のカウンセリングを学んだ方たちも多いので、導入的に作成したシートです。

⭐️

 クライエント:Aさん(児童館運営責任者、50代女性)

  • 相談内容:児童館でおやつを提供したところ、ある保護者から「何で勝手にうちの子に食べものをあげるんだ」というクレームが入った。どう対応すればよいか分からず困っている。

前半は飛ばして〈状況を具体的に確認している場面〉から

カウンセラー:もう少し目に見えるようにイメージしたいのですけど、具体的にどういうことだったかいくつか質問させていただけますか。

Aさん:すみません、私が動揺していて分かりにくかったと思います。

カウンセラー:いえいえ、相談にくる方は、普通そうです、心配しないで大丈夫ですよ。
 それがいつ、どういう場面で起こったものか、具体的に教えていただけますか。

Aさん:今週、水曜日、午後3時半ごろです。
学校帰りに児童館に来た低学年の小学年生数名に、スタッフの一人がクッキーを配りました。
うちは月に数回、おやつを出すことがあるんです。

カウンセラー:なるほど…
 お菓子を出すことについて、保護者へのお知らせはどうしていましたか?

Aさん:館内の掲示板には貼ってありました。でも、保護者全員が掲示を見ているとは限りません。児童館に全員の保護者が来てくれるということもありませんし……

カウンセラー:するとクレームを言ってこられた保護者は、それを知らなかったという…

Aさん:はい、知らなかったと思います。
カウンセラー: その保護者の方が、どのようにそれを伝えてきたか、具体的に教えていただけますか。
 まず電話か直接かというところから…

Aさん:翌日やってきて、直接、強い口調で言われました。「何で勝手にうちの子に食べものをあげるんだ」と。
 周りに他の保護者もいる中でした。

カウンセラー:それは受ける側としても緊張する場面ですよね。その保護者とは、これまでどういう関わりがあった方ですか?

Aさん:お子さんは、友達に誘われてはじめて来た子で、その保護者とも、直接お話ししたのも初めてです。

カウンセラー:なるほど…
 ではAさんは、その時にどういう感じがしていましたか?
              続く

やはり公式サイトボリュームでは大きくなりましたね。

この後、〈PEALカウンセリング〉はその時のクライエントの感情・感覚を手がかりに進めていきます。

 よく「事例は千差万別で、その相手に合わせて柔軟にすすめていくものだ」と語る指導者がいます。
 しかしそんなことをいっていたら上達するまで何十年かかるかわかりません。
〈PEALカウンセリング〉は空手道のようにしっかりした理論と型があります。
 興味のある方はお問い合わせください。

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〈自由研究まつり2026〉残り席わずかになりました@早割りは本日7/11(土)までです!

 来月8/1の〈自由研究まつり2026〉は今年も順調に石が埋まってきています、ありがとうございます。
 早割りは本日7/11(土)までです。
 早割り後に申し込んでくるみなさんの中には「ついうっかりしていた」という方たちが少なくありません。
 忙しい日々に、申し込みが遅れていた方は、今日中なら早割り適用で参加できます。
 教育関係のみなさんは、たのしいプログラムの教材研究になります、一人での参加も、とても楽しめます。
ひとり親世帯ほか、支援が必要な場合は、申し出ていただければ「たのラボ受講費支援制度」があります。細かい事情などを確認することはありませんので、必要な場合は気軽にお問い合わせください。

申し込み方法

大人なら一人でも参加可能です。
こどものみの参加はできません、ご家族でお申込みください
メール⇨ office⭐️tanoken.com   ⭐️を@へ
件名に「2026自由研究まつり」と書き
①.名前②所属(学校学年:会社:回体など)電話番号(ほぎの連絡に利用
④何で知ったか?を明記して申し込みください■※34は全員1件でOK■
※申込み後3日程度で事務局から受講可香メールが届きます、受付での確認があります。届かない場合はお電話ください

申し込みQRコード⬇︎

たのしい自由研究まつり2026 開催決定@ たのしい教育で自分の才能を見つけた人たちがいっぱい

 

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